2025/12/12

残念な AppRun

ガバメントクラウドに暫定認定の「さくらのクラウド」で、 2025/12/09にAppRunがリリースされました。

さくらインターネット、アプリケーション実行基盤「AppRun」の正式サービス提供を開始 〜専有型と共用型の2プランを同時リリース、用途に応じた柔軟な実行環境を実現〜


おめでとー と喜びたいところですが...


「占有型と共用型」... なにそれ。上記のリリースニュースを読めばわかりますが、共用型はこれまでプレビューリリースだったもの、占有型は新たに追加されたものとあります。


そして占有型は「CPU使用率ベースでのスケーリング」であると...

コレいらない。


一般的には市場に提供されるサービスはwebアプリであることが多いと思いますが、webサーバのスケーリングはリクエスト数ベースでないと適切にスケーリングできません。CPU使用率ベースでは手遅れになってからスケールが始まります。

まあ、占有型を無視して共用型を使えばいいことですが。


さらに言えば、フロントエンドであるwebサーバはオートスケールが必要ですが、バックエンドではオートスケールは邪魔になるケースのほうが多くなります。バックエンドに必要なのは実行開始時にスケールを指定できるマニュアルスケールです。

バックエンド向けのプロダクトはこれから出てくるのでしょうか。


料金体系も異なりますので、おそらくこの料金体系を反映させるための仕様でしょうか。

期待していたのに残念です。


2025/12/07

「なんとか as a Service」って、何種類あんねん

この記事のタイトルが どこかで聞いたことのあるような... いや聞いたことないことにしてください。


XaaS

面白い記事を見つけてたので紹介します。

AaaS、BaaS、CaaS、DaaS、、、 どこまであるの?調べてみた!

最後のオチが...


実際には上記の記事で紹介されている以外にもXの部分は、AIaaSとかSECaaSのように2文字・3文字に増えているものや、iDaaSのように2文字かつ小文字混じりのものもあります。

もう本当に増えすぎていて、まとめてXaaSと呼ばれるようになっていますね。


CaaS

CaaSの読みとして「カース」と紹介している記事を見受けますが、これだけXaaSがあると、この読み方には違和感を感じています。

  • KaaSも「カース」で区別がつかない。
  • MaaSは「マース」?  SaaSは「サーズ」? これらの読みは一般的にはMERS・SARSの方が有名なので、印象が悪い。
  • IaaSのように発音が難しいうえに頻出するものがある。
  • DaaSは某企業様から訴えられそう。と思ったらDARSだった。

KaaS

もう一つの違和感。
KaaSは「kubernetes as a Service」の略と紹介されることが多いですね。Knativeを忘れていませんか。実際に有用なのはkubernetesではなくてKnativeの方であることが多いので、KaaSには「Knative as a Service」の解釈も追加すべきだと思います。