今更な気もするのですが、クラウドでの開発にかかわっていながら認識のない技術者も意外と多いようなので、記事にしてみます。
クラウドへの移行方法
- マイグレーション
- モダナイゼーション
今更な気もするのですが、クラウドでの開発にかかわっていながら認識のない技術者も意外と多いようなので、記事にしてみます。
世の中には データを保存しておく製品にも、いろいろと選択肢が用意されています。GCPでも目的に応じて特徴の異なる複数のサービスが用意されています。その中でもBigQueryって特徴的で判りやすいと(個人的には)思っていたのですが、最近になってGCPにかかわりながらもBigQueryがどういうものなのかを未だに知らない人に遭遇しました。
ここでGCPのデータの保存目的に使えるサービスを比較しておきたいと思います。
名称 | 略称 | 概要 | スケーラブル | マネージド |
Firestore | (特になし) | NoSQL、ドキュメント指向データベース。 | 〇 | 〇 |
Cloud SQL | (特になし) | SQLのリレーショナルデータベース。 | △ | 〇 |
Cloud Spanner | Spanner | SQLのリレーショナルデータベース。 | 〇 | 〇 |
Cloud Bigtable | Bigtable | NoSQL・低レイテンシのデータベース。 | 〇 | 〇 |
Memorystore | Memstore | オンメモリで高速動作。 | 〇 | 〇 |
BigQuery | (特になし) | 検索に特化したデータウェアハウス。 | 〇 | 〇 |
Cloud Storage | GCS | 非構造化データ用のストレージ。 | 〇 | 〇 |
2022年に入ったあたりから円安による物価高が、いろいろなところに影響していると思います。わかりやすいのはガソリン・軽油、灯油、電気代、ガス代、食品あたりでしょうか。そのほかにもいろいろな商品がいつの間にか値上げされていてびっくりしたり。
GCPの利用料金は、使用しているリージョンに関係なく、米ドルで計算されます。そのため円相場は運用費用に大きく影響します。LotteryServの価格を決めた2021年は1ドル=110円くらいでした。多少レートが変動してもすぐには価格に影響させなくていいように考えて価格を決めたつもりなのですが、とうとう145円を超えてしまいました。それどころか150円にも届きそうな勢いです。わずか1年ちょっとでこんなに変わるなんて。
LotteryServの応募ページのレスポンスを向上では、ランニングコストも下がったはずなので、それを反映させたいと思っています。特に応募数が多い場面で効果が大きいはずです。
しかし今の円安は、この効果を見事に打ち消してしまっています。そのため今は価格改定の時期を検討しています。